大腿骨骨折後術後に対する訪問リハビリ・マッサージ
症例④ 大腿骨骨折後術後 80歳代 女性
1:経緯
家で転倒し大腿骨を骨折し人工関節を入れる手術を行う。リハビリ病院でのリハビリを行った後に在宅に戻られる。
股関節と膝の痛みがあり、足の長さも変わり歩きにくさが残っている。
2:施術
リハビリとして歩行訓練、ベッドサイドでの筋力訓練、バランス訓練、トイレでの立ちすわり、階段の昇り降りなど日常生活に合わせた運動を行う。マッサージにより関節と筋肉の柔軟性を高める。また高齢者特有の便秘や不眠などにも対処することで、負担が少なく日常生活が送れていると思う。
3:考察
在宅復帰後、なるべく早く介入できたことが良かった。リハビリや訓練一辺倒ではなく、時には便秘や不眠など周辺症状をしっかり対処していくことも、高齢者の方には特に重要です。