レアについて3
教えるのが仕事ですが、教えても仕事がなければなんの意味もありません。
しかもケニア人はマッサージを受ける習慣がなく、欧米人など富裕層がホテルなどで受けるオイルマッサージが主流です。しかもマッサージという売春も横行し、ケニア人からするとマッサージ=いかがわしいもの。というイメージが定着していました。
まず私が生徒に言ったのは「必ずお前らを食わせるようにする。2年間全てをお前らの為に使うから信じてくれ。アフリカ全土の盲人が指圧で食えるように一緒に頑張ろう!指圧を受けた人は必ず指圧ファンになる」
と言いました。
その後マスコミやイベント参加、自主イベントなど様々やりました。
ナイロビにはポール、マチャコスにはレアを勤務させる場所も確保しました。
特にマチャコスはローカル対象なので今後のモデルケースにもなります。
レアは日本留学希望なのですが、その書類をとりに田舎へ帰りました。すると、なんと捨てた家族が戻っていました。
それでも怒りより嬉しかったと彼女は語りました。
家族もレアの現代的な服装をみて驚き、自立して現金収入も得ていることに大変驚きました。