夕日を見て

仕事の帰り途、川越街道を走っていると正面に大きな夕陽が見えました。

今までケニアに郷愁を感じた事は無かったのですが、一気にケニアを思い出しました。
そういえばゆっくり夕陽を眺めるということを日本でしていません。というかできない。
その間、大量の情報が入ってくるんですが、目まぐるしく情報が変わります。
そのうちのどのくらいが有益な情報なのか?

ケニアでは夕陽を見ながら、鷺の群れを見、牛追いが帰宅するのを見、いろんな事を考えました。
夕陽が暮れると満点の星空や天の川を見る。

自然の中で身近な人を思ったり、国について考えたりする。
情報は与えられるだけじゃなく、しっかりと咀嚼する時間も必要だと思います。

そして、牛追いの子供たちの帰宅後の家庭を思い描くことはあっても、日本の帰宅途中の人達の事に思いをはせる事は無いと、夕陽によって知らされました。

(旧)日々雑感

次の記事

戦争体験者の話