ちょっと有名な話ですが・・・

最近患者さんと話をしていてふと以下の話を思い出しました。

あるアフリカの漁村で、アメリカ人が浜で海を眺めていました。

すると漁師が海から魚を1匹持って上がってきました。
アメリカ人「どうして、まだ陽が高いのに仕事を終えるんだ?」

漁師「これだけあれば、子供と奥さんの食事は満足だし、みな楽しみにしてるんだ。そのあと昼寝をして、子供たちと遊ぶんだよ」

アメリカ人「だったらもっと働いてもっと稼げばいいよ」

漁師「それで?」

アメリカ人「そしたら船を買って、もっと稼ぐんだ」

漁師「それで?」

アメリカ人「金がたまったら留学してMBAを取得して、ビジネスをする。それで船団を組んでもっと稼ぐんだ」

漁師「それで?」

アメリカ人「そしたら早めに引退して海辺で家族と一緒に過ごし新鮮な魚介類を食べるんだ、そして、お腹がいっぱいになれば昼寝もできる」

漁師「なんだ、だったら今の俺の暮らしそのものじゃないか」

アメリカ人「それもそうだな…」

日本も途上国も、きっと欧米も人が何に幸福を感じるか、安心感を得るかは同じだと思います。

頂上が同じで、どの登山のルートを選ぶかで人の生き方が違います。
きっと戦後日本は一つの登山ルートしかないと信じ、急激な山道を駆け上がり、今は息切れ、他のメンバーを見るゆとりもなく、崖から落ちても再び登る事が困難で、年間3万人以上の自殺者が出ている国家です。

by 五味哲也

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