沈まぬ太陽

久々に講習会の無い日曜日でした!(^^)!

前から観たかった映画「沈まぬ太陽」を観ました。
3時間以上の大作ですが、全く飽きずに観ることができました。

私がテレビ東京「絆」の撮影でケニアへ行った時、たまたまこの映画の撮影とかぶり、ナイロビの日本人コーディネーターが全て「沈まぬ太陽」に駆り出され、ディレクターがロケハンで苦労した、と聞いていました。

渡辺謙のセリフで「動物園のライオンは毛並みも悪く艶も悪い、サバンナのライオンはそうじゃなかった。獲物を獲ることを忘れるとライオンもこうなる」

「人間社会の汚さに比べアフリカの夕陽や自然はまっすぐだ」(…というような事)

のくだりは全く同感!でした。
要所要所で出てくる、ケニアの何も遮るものの無い大自然はコンクリートに囲まれてる東京に比べ、感動すら覚えました。

つい1年前まではあの夕陽を毎日観て、どうやってこの大陸に「指圧」を広めようか考えていたんだよな。

それにしても主人公は左遷で途上国勤務を余儀なくされたのですが、一緒に行った隊員仲間と「左遷どころか栄転なのにな」と笑いました。
目線が日本に向いてる人と現地に向いてる人では感じ方が全く180度になるんでしょうか。

そのあと、写真美術館でセバスチャン・サルガドの「アフリカ」展へ行きました。
きっと写真の技術はすごいのでしょうが、全てアフリカの悲惨さを強調した写真で、またアフリカは悲惨な大陸なんだと刷り込まれるだろうな、と思いました。

人間が有機体である以上、自然の中でこそ人間らしさを発揮できると思います。ケミカルやサイエンスの医療もいいけど、鍼灸指圧の自然の医療も人間にとっては偉大なパワーを引きだすんだ、と自分の信念を確認しました。

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