盲目の夫婦のドラマ

フジテレビで盲目の夫婦の生活のドラマがありました。

私も4年以上途上国で盲人と接してきました。

ついつい彼らとの交流を思い出し、主人公の言葉と重なったりしてグッとくるものがありました。

途上国では日本のように障害者の年金や行政のサポートなど無く、それでも明るく生きています。

何組も盲人同士の結婚やカップルをみてとても心が温まる思いを異国でさせていただきました。

私も赴任当初は言葉もできず、私が彼らの眼となり、彼らが私の口となり、お互い手をたずさえてやってこれました。
何度となく私の思うように言えない「想い」を彼らは私以上の表現力で相手に伝えてくれたり、時には擁護してくれたりもしてくれました。
と、同時に
ジャカルタの交通渋滞で事故にあい亡くなるもの。
すれ違いざま盲人の耳元でからかう通行人。
盲人同士の新婚の部屋に穴を開け外から覗き見る近隣住人。
未舗装の道にあいた穴や溝に落ち大けがをするもの。
盲人からスリをするもの。
全て同じサイズで点字の無い紙幣のため、お釣りをだまされるもの。

日本以上に過酷で差別の強い環境で生きている彼らから多くの事を学ばせていただきました。

ある方に「五味さんは自分より弱い人から助けてもらう環境にいたことがありますか?」

と言われた言葉を思い出しながら
つくづく今の日本は傲慢な人間が多いな、と
感じました。

by 五味哲也

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