HIVの写真展

先日新聞を開くと、HIVに感染した子供たちと言うテーマでの写真展の広告が載っていました。
そこには陰鬱な写真でかわいそげな子供の写真がありました。

確かに、HIVやその周辺社会の悲惨さを伝えるのに、私達日本人にとっては貴重な情報源だとわかりますが…

でもメディアが流すアフリカの映像やHIVの情報は極端というか、悲惨さを強調するものばかり。

多くのNGOなどは悲惨さを強調すれば資金をや活動の理解が得やすくなるし、現地の人だってまともに働くよりスポンサーを探すほうが楽だし、私達もどこかで、そんな悲惨さを見たくてそんな情報を得てることもあるだろうし。

でもHIVの人は悲惨だ、アフリカ人はかわいそうだ…という刷り込みは一種の偏見や差別を助長しないだろうか?

HIVでも社会的に成功して尊敬されている人や、アフリカの人々の生き生きとした姿を是非流してもらいたいなぁ…

彼らからすれば日本人の生活の方がかわいそうな生活だと思うかもしれませんよ^_^;

(旧)日々雑感

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