東京新聞11月7日の記事から

鍼灸マッサージ関連の記事があると切り抜いてくれる患者さんから、また記事を頂きました。

今回は「災害鍼灸マッサージプロジェクト」の三輪正敬氏の活動に関しての内容でした。

鍼灸マッサージ師による、個人というか民間では最大規模の鍼灸マッサージ師達(とそれをサポートしてくれる人達)によって行われた災害支援活動です。

他の医療職、医師・看護師・保健師などは非常に機能的に災害直後に行動されていました。

我々、鍼灸マ師は業界団体は機能せず(一応、現在では公益社団法人と言うそうです…(公の為に存在する団体))、まさに鍼と艾、手ぬぐいを片手に個人レベルで駆け付けました。
その集まりは数百人に達し、組織化されていきます。

皆、もちろんボランティアです。
治療院を休んで駆けつける人。
休みを利用して駆けつける人。
スタッフを交代で休ませながら派遣する人。

対象者は被災者のみではなく、支援する側の人、医療者、警察、消防、行政職…「人」全てに治療・施術をしてきました。その数、6000人。

その後、マスコミに取り上げられることもなく、静かに撤収・解散していきます。

こういう人に今回スポットが当たり、本当にうれしいです。

今年の3月に災害支援をしていた団体の代表者が集まる会合があり、その時三輪氏ともお会いしました。
とても優しい感じの人でした。

ヒューマンワールド社から書籍化の案もあるようです。

必ず、買いたいと思います。

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