お墓参りに行ってきました。

日曜日は、修業先だった先生のお母さんのお墓参りに行って参りました。当時、一緒に修業していた仲間と一緒です。

僕らは親愛さを込めて「おかあさん」と呼んでいました。

緊張の連続だった修行生活で一服の清涼剤のような存在で、僕らが必死になってやってることが小さく思えるくらい、いい味を出していましたね。

墓前にて、開業する旨を報告しました。
きっと生きていても「まあ、がんばりな」くらいの感じなんでしょうけど(笑)

その後は当時行きつけだった、高円寺の焼き鳥「大将」へ。
15年前にタイムスリップして鍼灸談義ができました。

それにしても、この15年で古典をベースにした本格的な「鍼灸専門院」の苦境が増えています。
数千年続いている古典鍼灸が消えることは無いでしょうが、その重い価値をどれだけ現代日本人は気付いているのでしょうか。

鍼灸師は後世に技術の伝承ができるのか?
ロマンと現実のはざまで鍼灸師は巧みなかじ取りが必要になるし、多くの伝統芸能のように現代の形に合わせてその価値を伝えていかなければなりません。

現代人が疑問を感じないくらい当たり前な、様々な生活習慣にどれだけの歴史と意味があるのか、ということを鍼灸師は気付かせていく必要があります。

その民族が消滅するときは、その言葉や伝統が完全になくなる時だと思います。
西洋医学が無くても日本人は消滅しませんが、鍼灸が無くなれば日本人が消滅する、くらいの覚悟と誇りを持って仕事に当たりたいと考えています。

by 五味哲也

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